2009年01月04日

FX

日本の金融機関に預金をしても、ついてくる利子を見て大興奮するためには、見たこともないような大金を預金しなければいけません。一般人の私達にとっては、ほとんど利子のつかない日本の金融機関へ預金する事は、あまりエキサイティングな投資方法とはいえません。

日本の金利は世界の中でも最低レベルで、将来の期待も薄いのですが、世界の他の国は、うらやましくなるような高金利の国なども多くあります。その中でも有名なのはオセアニアを代表するオーストラリアやニュージーランド。

豊富な資源と大きな大地を持つオセアニアの諸国では、預金してついてくる金利が10%を超える場合も少なくなく、100万円を預金すると1年間で10万円もの利子がつくという嬉しすぎる国なのです。

かといって、日本に生活していてオセアニアとは全く関係のない私達にとって、他国の高金利情勢は、まるで他人事ですよね。

ところが、数年前から大流行しているFXという投資方法を利用すると、世界中の国の金利や為替変動などを活用して利益を得ることが可能になります。それがFX取引の醍醐味というわけです。

FX取引では、高金利の国の通貨をキープしているだけで、毎日のように利子が入ってくるスワップポイントという投資方法をすることが可能です。もちろん、各国の金利は変動性ですから、毎日少しずつ変化していますし、各国によって金利も違いますから、スワップポイントが多くつく通貨もあれば、ほとんどつかない通貨などもあります。

また、必ず利益が出るわけではなく、スワップポイントがマイナスになると、毎日少しずつの損失を抱える事にもなりますから、スワップポイントにも毎日こまめにチェックする作業は欠かせません。

FX取引の魅力はそれだけではありません。以前は、株取引や先物取引などの投資をする場合には、まとまった資本金が必要でしたから、資本金が少ない個人投資家にとっては、投資によって大きな利益を得る可能性がとても少なかったものです。また、お小遣いで生活しているサラリーマンや主婦などにとっては、なかなか簡単に手が出る投資方法ではありませんでした。

ところが、FX取引ではレバレッジというシステムを使って、少ない資本でも大きな取引を行う事が可能です。10万円の資本金しかなくても、レバレッジ100倍の取引をすれば、10万円の100倍、すなわち1000万円を持っているつもりで取引をすることが可能になるわけです。

もちろん、レバレッジを大きくすると利益も大きくなりますが、取引が損失に転じた場合には、大きな損失を抱えるリスクも高くなります。ハイリターンにはかならずハイリスクがついてくるというわけです。

投資取引などでは、資本金を大きく越える損失を出してしまうのではないかという不安が常によぎるものですが、FX取引においては、そういった心配が必要ないのも魅力の一つですね。FX取引では、資本金の何パーセントかの損失を出した時点で取引が強制的に終了すると言うルールがあります。このルールはロスカットと呼ばれています。
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FXとは?

最近すっかり私達の生活に広く普及しているFXとは、どのような取引なのでしょうか?FXはForeign Exchange Tradeの略ですが、外国為替市場を舞台にして、外国為替の変動を利用して利益を上げる取引方法です。外国為替市場とは、そうです。毎日テレビでもニュースでも見かける「1ドル=80円」のような、あの為替の事です。

外国為替を利用した投資方法といえば、まず思いつくのが外貨預金かもしれませんね。外貨預金は投資というよりも貯金といったほうが正しいかもしれませんが、為替の変動を利用して利益を得るという部分はFXの基本的な仕組みと変わりません。

それでは、外貨預金とFXの違いとは何なのでしょう?

外貨預金もFXも、外国為替の変動を利用して利益を得るという共通点がありますが、為替の変動って一日や1週間では、それほど大きな変化はありませんよね?

例えば、外貨預金を利用して投資する場合。ここでは分かりやすくアメリカドルの例を取ってみますね。1ドル=100円の時に100万円預けるとします。為替のレートが1ドル=100円ですから、購入するドルは1万ドルということになりますね。
外国為替のレートが変動して1ドル=120円になった時にドルから円に戻す場合、

120円x1万ドル=120万円

最初に1万ドルを購入するために100万円のコストがかかっていますから、その分を差し引いて、利益は20万円ということになります。もちろん、外貨預金自体にも利子がつくので、それ以上に増えているのでしょうが、日本における外貨預金の利子はすずめの涙程度なので、ここでは割愛しました。

円安が進めば為替レートの変動だけで大きな利益が出ますが、もし円高になった場合にはどうなるのでしょうか?

先ほどの例で見てみましょう。1ドル=80円の時に先ほどの1万ドルを円に戻す場合には、

80円x1万ドル=80万円

となり、円高が進んだために損失が出てしまう事になりますよね。外貨預金もFXも、為替のレートによって利益が出たり損失が出たりする投資方法ですが、FX取引には、外貨預金にはない多くのメリットがあります。次章ではFXのメリットについてご紹介しましょう。
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FXのメリット

FX取引では、外貨預金にはない「レバレッジ」というシステムを利用する事で、外貨預金よりもスピーディに利益を生み出すことが可能です。レバレッジとは一言で言うと「てこの原理」。分かりやすくいえば、少ない資金で大きな取引をすることが可能になる「魔法の杖」のような役割をしています。

例えば、1万円の資本金がある場合を見てみましょう。1万円の資本金を使って1万円分の取引をする場合には、レバレッジは1倍です。レバレッジが10倍ということは、実際の資本金は1万円でも、10万円持っている「つもり」で取引をすることができるということです。

レバレッジが100倍なら、1万円の資本金で100万円持っているつもりで取引がすることができますから、少額の資本金で取引を行いたい個人投資家にとっては、かなり嬉しいシステムですよね。

このレバレッジは、FXを取り扱う証券会社によって多種多様で、レバレッジが20倍という証券会社もあれば、非現実的ともいえるレバレッジ500倍という証券会社などもあります。FX商品を取り扱っている証券会社の数は多く、それぞれオリジナリティのある商品が多くラインナップされていますが、初心者向けのFX商品もあれば、プロをもうならせるFX商品などもありますから、自分自身のレベルとニーズに合わせて適切なFX商品を選択することも大切です。

このレバレッジというシステムこそがFXをここまで広く普及させた要因でもあり、お小遣い亭主のサラリーマンや主婦などでも、少ない資本金で大きな利益を上げる事を可能にした点でもあります。

レバレッジを使うことで、少ない資金でも大きな取引を行う事が可能になりますが、レバレッジを高くすればするほどリスクも大きくなるということを念頭に入れておかなければいけません。FX初心者の場合には、最初はレバレッジ10倍程度からスタートするのが賢い投資方法といえるでしょう。経験をつんで為替取引のノウハウをしっかり理解したら、レバレッジを大きくしてFX取引の醍醐味を満喫してみるのも良いかもしれませんね。

FX取引のデメリットはまた後ほど説明するとして、次章ではFXの取引の仕組みを簡単にご説明しましょう。
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FXの取引通貨

FX取引では、外国為替市場で取り扱われる外国通貨を利用して取引を行います。2つの外国通貨の組み合わせは「通貨ペア」と呼ばれていて、証券会社が取り扱うFX商品によって、取引できる通貨ペアも変わってきます。ほとんどの証券会社ではメジャー通貨とよばれる流通量が多く取引量が多い通貨を取り扱っています。メジャーな通貨の中には、

JPY 日本円
USD 米ドル
CAD カナダドル
EUR ユーロ
GBP イギリスポンド
CHF スイスフラン
AUD オーストラリアドル
NZD ニュージーランドドル

などがあります。どの国も大国で経済状態も安定している国ばかりなので、為替の変動などもある程度安定していますから、初心者にとっても取引しやすい通貨といえるでしょう。

証券会社によっては、上記以外のマイナーな通貨を使って取引できるFX商品を取り扱っている商品もあります。マイナー通貨の中には、南アフリカランド、香港ドル、トルコリラ、メキシコリラ、中国元、シンガポールドル、などがあります。FX商品によっては、取引できる通貨ペアが200ペアを超える場合もあり、選択肢はかなり多いといえますね。

メジャーな通貨でも、外国通貨にはそれぞれ特徴があり、リスクが高い通貨もあれば、そうでない通貨などもあります。その国の経済状態などに精通している場合には、マイナーな通貨での取引でもリスクを軽減する事はできるでしょうが、あまり自信のない方や初心者の場合には、安定している日本円とアメリカドルの通貨ペア「USDJPY」で取引するほうが無難といえるでしょう。

アメリカドルの為替レートは、私達日本人にとっては馴染みがあるだけでなく、日本の経済とアメリカの経済はとても密接な関係にあることも重要な要因です。また、アメリカの経済情勢や金利などは日本のテレビやニュースなどでも情報収集がわりとしやすいので、FX取引をしている方にとっても、「これから為替が上がるな」「もっと円高が進みそうだな」という予測がつけやすい事も、アメリカドルでFX取引をするメリットかもしれませんね。
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レバレッジのメリット

FXで取引を行う際の最大の魅力の一つともいえるレバレッジですが、レバレッジを上手に使いこなすかどうかによって、FX取引で大きな利益を上げる事もできますし、また大きな損失を出してしまう事にもなりかねません。

良く見かける「レバレッジは業界最高!」「レバレッジが驚きの500倍!」なんて記事を良く見かけますが、レバレッジは実際にはどのような働きをしているのでしょうか?

分かりやすく、アメリカドルと日本円での取引を例にとって見ましょう。1ドル=100円の場合に100万円のコストでドルを購入すると、1万ドルを購入する事ができます。

レバレッジを2倍にすると2万ドルを購入する事ができ、レバレッジを10倍にすると10万ドルを購入する事ができます。為替の変動は短期間ではあまり大きく動きませんが、それでも10万ドル(1000万円程度)の投資をすれば、少し円安に動くだけでも、かなりの利益を得ることができますよね?

例えばレバレッジ10倍で10万ドルを購入している場合には、0.1円の円安になるだけで

0.1円x10万ドル=1万ドル(=100万円)

の利益が上がります。為替が0.1円程度なら短期間にも変動しますから、外貨預金と比べても、ずっと短期間に利益を上げることが可能になります。

ただし、もし為替レートが0.1円円高に動いた場合には、1万ドル(100万円)の損失を出す事になります。ハイリターンにはハイリスクが必ず伴いますから、円高になるか円安になるかによって、利益か損失か、おおきな分かれ道となるわけです。

FX取引では、先物取引や株式取引などのように、資本金を超える損失は出ない仕組みになっています。損失の額が証拠金とよばれる資本金の何パーセントかに達した場合には、自動的に取引が強制的に終了する仕組みになっています。この仕組みはロスカットとよばれる仕組みで、このロスカットによって、個人投資家でも財産を失うことなく損失を最小限に抑える事が可能になるわけです。

ロスカットのラインや、FX取引を行うために最低限必要とされる資本金の額(証拠金)は、証券会社によっても違いますし、FX商品によっても変わってきますから、FX取引をする場合にはいろいろな商品をリサーチすることも大切です。
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